2022/11/15

誰も知らない


久しぶりの外出。

夜空を縫うように光る物体が飛んでいて、ゆーふぉ?と凝視した。そのあと店に入ると、黒い虫が飛んでいる気がして手で振り払った。

自分やべぇな、と考えていたら気持ち悪くなり、家に帰った。


いよいよお迎えなのかしら。

ふと書きかけの小説と曲がよぎる…たいしたものじゃないし、諦めよう。見る人もいないのだ。

それに他にはもうなんの未練もないのだ。

目が覚めるたび疑う。

私は生きているのだろうか。