2022/01/03

はつゆめ。


車の中にいた。

帰路につくワゴン車は、会社の送迎用らしく、同僚たちが雑談を交わしている。

私の家が一番遠いので、最後に降りることになるため、後部座席にいた。



「なんだ、あれ?」

運転手の男の子がそう言うと、車はスピードを落として停車した。

みんなで前方を覗き込む。



未確認的な飛行物体が浮かんでいる。

まん丸のかたちのものが、何個も



気付くと、未確認的な生物らしきものが道路にいた。

人間のかたちのようではあるが小さくて、たとえようのない未確認的な色をしている。

こちらに気付いたのか、近付いてきて攻撃をしてきた。

運転手の男の子が車を降り立ち向かうけれど、群れに引きずり込まれ、死んでしまった。



今度は女の子が運転手になり、私は助手席に座った。

急いで逃げようとすると、ヒト型ミカクニンがガラスを突き破って入ってきた。

みんなで必死に戦うけれど、腕を噛まれたり、命を落とすものもいた。




どこまで走っただろうか。

誰もが疲れ果てていた。

退廃した世界を私は見つめていた。あちこちに未確認的な飛行物体が浮遊し、未確認的な色した未確認的な生物が侵略している。安全な場所など、もうどこにもないのかもしれない。

大きな石が道を塞いでいた。

通ることができず、車はゆっくりと引き返すしかなかった。






という夢。

🛸

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