
小学三、四年生だったかと思う。
三日間、知らないおじさんに会う夢を見た。
一日目は首を絞められ、遺棄。
二日目は包丁で刺され殺された。
白いタンクトップを着ているおじさんだった。
立派なお屋敷に住んでいて、殺されるのはいつもその家だ。
三日目は、お祭り会場にいた。
おじさんは屋台を出していた。
そのときは殺されはしなかったが、
「どうせお前は12月23日に死ぬんだからな」
と私に告げ、笑った。
また12月23日になった。
まだ私は生きている、生きているぞ、おじさん。
私にはまだ進むべき道が見えるぞ。
